KOKOWA
2024年4月、衣ヶ原病院内に新しく設置された認知リハ室「心和〜ここわ〜」。
統合失調症やうつ病などの精神疾患による認知機能の改善に有効なプログラムを実施し、患者さんのセルフコントロール力を高めて、生活におけるさまざまな問題の解消や社会復帰に向けたサポートをしています。
総合失調症やうつ病などの精神疾患において、病状が改善しても認知機能の低下により、就労や復職などの社会復帰が困難な場合があります。
認知機能には、注意力、記憶、遂行機能など脳の基礎的な力である「神経認知機能」、自分の考えや振る舞いなどに関する気づきなどの「メタ認知/社会的認知」、さまざまな場面でつい出てしまう「考え方のクセ・スキーマ(認知的反応パターン)などがあります。
そこで当院では患者さんの社会復帰に向けて、さまざまな認知機能リハビリテーションプログラムを取り入れました。
神経認知機能リハビリとしてJcoresを用いた「VCAT-J」、メタ認知/社会的認知リハビリとして「MCT・D-MCT(うつ病MCT)」、考え方のクセの修正のため「集団認知行動療法」を取り入れます。
各種プログラムは、外来患者さんやリワークデイケア利用者さんなどに向けて認知リハ室「心和(ここわ)」にて行っております。
就労や復職などお考えの方は各種プログラムをご利用してみてはいかがでしょうか?
Rehabilitation
100%ある不安を60%にまで減らす可能性があります。
メタ認知は、自分が考えていることを主観ではなく、事実に基づいて客観的に見ることです。
考え方の癖を理解し修正して問題解決能力の向上を目指します。メタ認知を続けることで、 思考の悪循環から抜け出し、感情や状況にとらわれずに行動できるようになります。
Program
外来
ここでは、復職を目指している方を対象にスライドを用いた「認知機能リハビリ」のワークが週1回行われています。日常や社会生活で起こり得る場面を想定した設問に対し、自分が受けた感情や行動をまずは言葉にして、考え方のクセを起把握していきます。隣同士で合ったり、発表して意見を共有することで、他の人の考え方が学べます。
外来
就労を目指す方たちは週2回、PCソフト「Jcores」を使ってゲーム感覚でトレーニング!25種類あるゲーム課題のプログラムを順番に進めながら、記憶力、注意力、実行機能などを養っていきます。また、言語セッション(少人数グループでの報告会)を週1回行い、取り組みについて他者に話すことで、問題解決能力やコミュニケーション能力を身につけます。
お気軽にお問い合わせください
More Information
Publications
当院理事長 加藤鈴幸医師と副理事長 加藤豊文医師の著書が出版されました。
全国の書店またはAmazon等のオンライン書店でご購入いただけます。