2022.04.5 お役立ち情報
「発達障害」とは、生まれついての脳の特性と言われるものです。
「発達障害」とは総称であり、いくつかのタイプがあります。
自閉スペクトラム症(自閉症と以前は高機能自閉症とかアスペルガー症候群と呼ばれた)、
注意欠如・多動性障害(ADHD)などが代表的です。
なかでも成人が発達障害と診断される場合を、
「大人の発達障害」といいます。
発達障害は脳の機能の発達のアンバランスが影響となり
社会生活に困難をきたしてしまうことがあります。
ASD の特徴は「社会的コミュニケ-ション・対人関係の持続的な難しさ」と
「限定された反復的な行動・興味・活動」です。
つまり、対人関係がうまくできないことや、
行動や興味などにおいてのこだわりを示すことです。
仕事など対人関係や仕事がうまくいかず
二次的にうつ状態になる方も多いです。
ASDの主な症状と特長
など
ADHDは、ケアレスミスが多かったりじっとしていられないなど、
いわゆる「不注意、多動・衝動型」といった特徴・症状が表れる障害です。
ADHDの方は幼少期から失敗した経験が多く、
自分に自信が持てず、
自分を否定的にとらえてしまう方がいます。
場合によっては「不安」「うつ」などの
二次障害を発症される方もいます。
ADHDの主な症状と特徴
など
発達障害は生まれつきのもので、
大人になってから障害が生じるわけではなく、
もともと発達障害がベースにあった方が、
大人になって問題が生じたということです。
大人の発達障害の診断には、
その特徴は生まれつきあるため幼少期の状態の確認が必要となります。
そのため幼児期や学童期の状況の確認がとても重要となります。
また、診断には問診だけでなく
知能検査などの心理検査も必要となります。
これらを総合的に判断し発達障害の診断がつきます。
しかし、大人の場合これまでの社会生活における学習や経験により、
特徴がはっきりしない状態になっている場合も多いです。
そのため、発達障害であると白か黒か診断することが難しいことが少なくないです。
いわゆるグレーゾーン状態と診断されることもよくあります。
あくまでも発達障害はスペクトラム(連続性)であり、
その特徴が濃いのか薄いのかで、社会生活におよぼす影響も変わってきます。
上記に挙げたケースで発達障害に関する不安がある方は
ぜひ一度専門家へご相談ください。
衣ヶ原病院では、様々な状況および疾患に対応しております。
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