入院のご案内
衣ヶ原病院では、統合失調症をはじめ双極性障害、うつ病、認知症など幅広く入院対応しております。
また、医師・薬剤師・看護師・公認心理師・作業療法士・精神保健福祉士などによる
チーム医療にて入院治療を行っております。
患者さまの精神状態に合わせ、面会・外出・外泊訓練を行い、
作業療法やSSTなど積極的に行いできるだけ早くご自宅やお仕事などへの社会復帰を目指して治療にあたっています。
病棟のご案内
当院では145床の病床数を有し、3つの病棟(A・B・C病棟)で構成されております。
また病棟もユニット制で患者さまの状況に合わせた治療環境を提供させていただいております。
すべての病棟をチーム医療スタッフとして
医師・薬剤師・看護師・看護補助者・公認心理師・作業療法士・精神保健福祉士等にて対応させていただきます。
B病棟(B-1/B-2)
B-1ユニット(28床)・B-2ユニット(31床)
B病棟(ストレスケアユニット)
「リフォート」(6床)
- 入院について
- 入院をご希望される方は、まずはお電話にてご相談いただき、
外来にて医師による診察を受け医師が入院加療を必要と判断した場合入院となります。
他院からの紹介状をご持参の方は、必ず事前にご連絡の上ご来院ください。
※入院患者様専用の駐車場はありませんのでご来院の場合、
ご家族や公共交通機関をご利用のほどよろしくお願い申しあげます。
治療内容
医師による診察(精神療法)や薬物療法
患者さまの話を傾聴し、疾患教育やアドバイスなど行います。
また、疾患ごとに対応した適切な薬物療法を行っていきます。
薬剤師による服薬指導も行いお薬の必要性や副作用等も説明させていただきます。
看護師等による健康観察や生活指導
医師の指導のもと、受け持ち看護師を中心に患者様とコンタクトをとりながら
体調や精神症状の確認、服薬確認、生活指導を行います。
作業療法
急性期の症状が落ち着き医師の指示により作業療法が行われます。
まず、作業療法士が患者様のやりたいことや興味がある事をお聞きし、
作業療法士が患者様にあった活動を提案させていただきます。
作業療法を行うことで、気分転換や現実検討力の回復、意欲の向上、
コミュニケーションの改善を図ります。
心理検査・心理カウンセリング
医師の指示により患者様の診断・治療の援助として心理検査を行います。
また、病状により心理カウンセリングが必要な方には公認心理師によるカウンセリングも行います。
面会や外出・外泊について
急性期の症状が改善し、面会や外出・外泊が可能と医師に判断された場合に許可が出されます。
入院費用について
預り金(退院時精算金)
入院時に日用品代として、5万円をお預かりします。「預り証」を発行しますので、退院時ご清算の際に事務所へ提出してください。
差額料金
個室と2人部屋については、差額料金をいただいております。3人部屋、4人部屋の差額料金は無料です。
- ・[ストレスケアユニット個室] 1日 2,500円(ベッド/キャビネット/テレビ/個人デスク/冷蔵庫付)
- ・[個室] 1日 1,600円(ベッド/キャビネット/テレビ/個人デスク付)、
- ・[個室] 1日2,600円(ベッド/キャビネット/テレビ/個人デスク/トイレ付/洗面台/冷蔵庫)
- ・[個室] 1日2,800円(ベッド/キャビネット/テレビ/個人デスク/トイレ付/洗面台/冷蔵庫)
- ・[2人部屋] 1日 800円~1,000円(ベッド/キャビネット/テレビ/個人デスク付) ※2人部屋はお部屋の広さによって金額が異なります
入院費のお支払
- 1) 毎月のお支払い
毎月の入院費用は事務所窓口にてご確認いただき、それぞれ毎月5~10日までにお支払いください。
※請求書は発行しておりません。 - 2) 退院時のお支払い
退院の時は、当日までの費用を退院手続きの際にお支払いください。
※請求書は発行しておりません。
高額療養費払戻制度・入院費助成制度
健康保険の医療費で1ヶ月の自己負担額が高額になった場合、一定額を超えた額についての払い戻しをする事ができます。
自己負担限度額については所得や市町村によって異なりますので、ソーシャルワーカーにご相談下さい。
入院手続きについて
(1)各種書類のご提出
外来診察を受け、その結果医師が入院の必要を認めた場合は、当院事務所で下記用紙の交付を受け、所要事項を記入し捺印の上、保険証と併せてご提出ください。
なお、当院は保証金をお預かりさせていただいております。
※保証金の領収書は、退院時の保証金返却の際必要となりますので大切に保管ください。
- [1] 入院同意書(任意入院の場合は必要ございません)
- [2] 身元引受書(身元引受人は独立の生計を営む成年者で、なるべく愛知県内にお住まいの方)
- [3] 保護義務者選任の届出(任意入院の場合は必要ございません)
- [4] 入院預り金
(2) 入院費用に関する提出物
健康保険で入院される方は被保険者証を、生活保護法の医療扶助を認められた方は所轄の社会福祉事務所の発行する医療券または保護決定通知書を同時に提出してください。後日ご提出いただいてもご提出前の費用は現金で頂くことになりますのでご注意ください。
所持品について
(1)衣類 下記のものをご持参下さい。
ご家族または個人で洗濯される場合
- ・洗濯されるペースにあわせてご持参ください。
病院のクリーニングに出す場合
- ・下着(パンツ7枚、シャツ7枚)
- ・靴下 7足(なるべく白かグレー、名前がわかりやすいもの)
- ・パジャマ 5~7組
- ・普段着 5~7組(スウェット、ジャージなど)
◎冬場は毛布、セーターやジャンパー(上に着るもの)の持ち込み可能です。
◎患者様の状態により多めに持参していただくようお願いすることがあります。
また高齢の方には前開きの衣類(浴衣や下着など)を準備していただくこともあります。
◎原則名前を明記して下さい。
(2) 日用品類
- ・歯ブラシ、歯磨き粉
- ・洗面器、シャンプー、ボディーソープ、ナイロンタオル等
- ・タオル5枚、バスタオル5枚
- ・BOXティッシュ、コップ(プラスチック製の物)
- ・室内履き用と外履き用のサンダルまたはシューズをそれぞれ準備してください。
- ・女性の場合 生理帯、ナプキン
- ・男性の場合 電動ひげそり(充電式も可能です)
- ・オムツが必要な患者様は、オムツや尿取りパッド、
お尻拭き、顔を拭くためのウェットティッシュなどの準備をお願いします。
(3) 持ち込み禁止物
入院に必要のないもの、指輪等の貴重品や危険物などのお持ち込みは固くお断りしております。
(4) 日用品費
医療外サービス費(内容は担当者にご確認ください)及び、日常雑費(理髪代、日用品代、その他の費用)として
若干のお小遣いを毎月事務所窓口に預けてください。
面会について
(1) 面会時間
面会時間は、10:00~16:30です。
(2)面会時のご注意
- ・他の患者様との兼ね合いもありますので、1回30分ほどでお願いします。
- ・11:45~13:45はなるべく面会をお控えください
- ・面会は事務所窓口で手続きを済ませてからお願いします。
- ・持参された物品類は、看護師を通してお渡しください。持ち込めない物もあるためその際には返却させていただきます。
- ・果物などの生ものは病棟内には持ち込めません。面会時に食べていただくことは可能です。
- ・病棟に冷所保存できるスペースがありませんので、冷所保存が必要な差し入れはお控えください。
- ・患者様を刺激するような文書、言動は慎んでください。
- ・面会時、患者様の状態で気付いたことや変わったことがあれば看護師にお話しください。
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくために、患者・家族の皆様から様々な相談をお受けしております。
ご心配なこと、お困りのこと、お気づきのことなどがありましたらお気軽に「患者サポート窓口」をご利用ください。
ご相談をご希望の方は、地域医療連携室に直接お越しいただくか、外来受付またはナースステーションにお声かけください。
- 地域医療連携室のご案内
- 外来受診希望や入院希望、他院からの転院相談や他院からの紹介による入院のご相談は
地域医療連携室または病院代表まで、お気軽にご相談ください。
・病院代表番号 0565-32-0991
・地域医療連携室 080-4224-9357(直通)
出版書籍のご案内
- 再発ゼロへ 完全社会復帰を実現する
「こころの病」の治し方 - 当院理事長 加藤鈴幸医師と副理事長 加藤豊文医師の著書が出版されました。
全国の書店またはAmazon等のオンライン書店でご購入いただけます。