当院の作業療法について

作業療法(OT)とは英語でOccupational therapistと言い、略してOTと呼ばれています。
私たちは日常で自身の身体を使い、様々な活動を行う事で生活を成り立たせています。
人が生活の中で行う様々な活動(作業)により、回復を目指す治療を「作業療法」といい、
その治療に従事する人を「作業療法士」といいます。

当院ではその人らしい日常生活を安心して送れるよう、
「作業」に焦点を当てて、回復のお手伝いを行います。

院内作業療法のご紹介

回復を目指すために行う作業プログラムの一例をご紹介いたします。

プログラム例

創作活動
塗り絵やアートなどの創作活動を行います。
手工芸
裁縫、編み物、折り紙などを行います。
絵画
個人で好きな絵を描きます。
ゲーム
トランプ、オセロなどのゲームを行います。
カラオケ
歌いたい曲を選んで歌います。
季節行事
季節に合わせた行事を行います。

作業療法士の一日
~ 院内作業療法 ~

8:30出勤
8:45申し送り
各病棟作業準備
前日に行った病棟の説明や、その日の院内での予定を確認します。
確認したことを踏まえ、その日の担当病棟で行う作業の準備を行います。
9:30午前OT開始

創作活動、手工芸、絵画、ゲーム、カラオケ、季節行事など
患者様に合わせて一緒に行います。
11:30カルテ記載
午後の病棟作業準備
午後に向けてしっかりと準備をします。
12:30昼休憩
14:00午後OT開始

創作活動、手工芸、絵画、ゲーム、カラオケ、季節行事など
患者様に合わせて行います。
16:00カルテ記載
OT室内等を掃除
翌日に向けてしっかりと準備をします。
17:00退勤
(各プログラムの事前準備)

必要に応じて各作業の事前準備も行います。

創作活動
・花や葉を描いた紙を印刷し色を塗る
・壁画の背景を模造紙に描く
・厚紙に型を描く
手芸
・患者様が間違って縫ってしまっているところの手直しを行う
・縫う場所が分からない患者様に対しては、洗濯バサミ等で目印をつける

採用のお申込み

採用のお申込みエントリーフォームまたはお電話にてお問い合わせください

TEL.0565-32-0991(衣ヶ原病院 担当・稲田)