私たちの生活は常にストレスにさらされている
様々な社会生活の中(学校、職場、家庭、人付きあいなど)で
私たちの心と身体は、常に多くのストレスにさらされております。
そのストレスが重なり、うまくストレスの発散やコントロールができないと
感情や思考、日常の行動にまで影響を及ぼすことがあります。
また、現在のコロナ禍により日常のストレスも
以前と比べ物にならないほど多大な影響を受けていると思われます。
ストレスの影響で引き起こされる心の病気として下記のようなものがあります。
【ストレスの影響で起こる心の病気】
適応障害、感情障害(うつ病、双極性障害)、不安障害、
パニック障害、PTSD、身体表現性障害など
これらのこころの病気により睡眠リズムが乱れて、
・学校や職場にいけない
・家にいるのがつらい
・子育てでつかれてしまった
・一人でいると不安など
このような患者様に対応するため、
衣ヶ原病院では「ストレスケアユニット(リフォート)」を開設しております。
ストレス疾患には適切な休息をとれる環境が必要
ストレスケアユニットでは、全室個室のため落ち着いた環境で休養や療養することができます。
適応障害やうつ病、ストレス関連疾患には、
安定した睡眠と休息、適切な薬物療法などがとても重要です。
まずは、ゆっくり休養していただき、
その後必要に応じて公認心理師等によるカウンセリングや認知行動療法等も行うことが可能です。
また、復職を目指す方には、プレリワークを行います。
外来で行うリワークプログラムの前段階を行い、
退院後のリワークプログラムにつなげることが可能です。
外来で治療しているがなかなか良くならない、
生活リズムが整わない、
家で休めないなどで入院治療をお考えの方はお気軽にご相談ください。
また、他院通院中の方で当院のストレスケアユニットに入院希望がある方は、
紹介状をご持参のうえご相談ください。